本日8月7日は、二十四節気の一つである「立秋(りっちゅう)」です。暦の上では秋の始まりであり、厳しい暑さから涼しい秋へと少しずつ移り変わる節目となります。
この時期は、自然界の気が「発散」から「収縮・蓄積」へと変化し、実りの季節へと向かいます。東洋医学の古典『黄帝内経(こうていだいけい)』でも、秋は「早寝早起き」を心がけ、気を穏やかに整えることが大切とされています。
秋が深まるにつれて空気が乾燥し、気温の変化も大きくなるため、粘膜や免疫系が影響を受けやすくなります。東洋医学において秋は五臓の「肺」と深く関係しており、中医学では「肺は皮毛(ひもう)を主どり、鼻に開竅(かいきょう)する」(肺は皮膚や毛髪、鼻と深くつながっている)と考えられています。そのため、この時期は以下のようなお悩みが増えやすくなります。
• 喉の乾燥・乾いた咳:秋の乾燥(秋燥)により、喉の痒みや痰の少ない咳が出やすくなります。
• 鼻粘膜の乾燥:鼻の乾燥感やツッパリ感、ひどい場合は鼻血の原因にもなります。
• 肌のかゆみ・カサつき:皮脂の分泌が減少し、乾燥やカサつき、ひび割れが起こりやすくなります。
立秋からの養生は「潤いを補い、お腹(脾胃)を整える」ことがポイントです。日常の食事では、白い食材(梨、白きくらげ、百合の根、山芋など)を取り入れることで、体に潤いを与えることができます。
季節の変わり目による体調の変化や、お身体のメンテナンスについて気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。